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ベイブレードバーストにハマってしまった爆転世代のアラサーおじさん達のブログ

B-00 wbba.限定 エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver. レビュー|入手難易度最高クラスの激レアドライバーも収録

エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver.

限定という言葉には魔性の響きがあり、その言葉を聞くと物欲が3割アップしてしまうのは私だけではないですよね。

本日ご紹介するのはそんな限定のベイブレード『B-00 wbba.限定 エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver.』です。

まだまだ暑い今の時期にぴったりな、涼しさを通り越して寒さを感じるカラーリングにまとめられた、アタックタイプのベイブレードとなります。

数量限定だった激レアパーツも収録されていますので、詳しく見ていきましょう!

B-00 wbba.限定 エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver. パーツ構成

今回ご紹介するのは『B-00 wbba.限定 エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver.』です。

2019年8月31日にwbba.ストア限定で発売された商品となります。

wbba(World BeyBlade Batlling Association)とは、ベイブレードの開発と大会の運営などを執り行う団体の名称で、全国各地にwbbaから認定を受けたwbba.ストアが存在します。

wbba.ストアでは大会を開かれたり、今回のように限定商品が販売されたりしますので、お近くのwbba.ストアをチェックしておきましょう。

beyblade.takaratomy.co.jp

レイヤー:エースアシュラ 烈

エースアシュラ 烈

まずはレイヤーのエースアシュラ 烈から見ていきます。

エースアシュラ 烈を分解

とは言っても、採録パーツの嵐とも呼べる構成ですのでサクサクといきましょう。

ガチンコチップ:アシュラ

アシュラチップ 氷獄
アシュラ
攻撃力0
防御力2
持久力1
重量0
機動力0
バースト力0

アシュラチップ 氷獄 ロック形状

アシュラは細かいロックを互い違いに配置することで、擬似的に7段のロックを実現した右回転専用のガチンコチップです。

今回の構成は全体的にアタックタイプ寄りになっている中で、唯一の防御系パーツとなります。

青い炎が揺らめくような限定カラーが冷たい熱さを感じさせます。

ウエイト:烈

烈ウエイト ゴールドVer.
攻撃力2
防御力0
持久力1
重量2
機動力0
バースト力0

ウエイトには、3つの重りで偏重心にすることで攻撃力を高めるを内蔵。

烈ウエイト ゴールドVer. 裏面

ゴールドに塗装されて、いかにも限定らしいゴージャスな雰囲気を醸し出していますね。

ベース:エース

エースベース 氷獄
エース
攻撃力3
防御力0
持久力1
重量3
機動力1
バースト力2

ベースにはベイブレードバーストGT(ガチ)シリーズで最初に登場したアタックタイプのベースであるエースを採用。

主人公のパーツだけあって、再録される回数も多いベースです。

これまではホワイト・イエロー・グリーンといったカラーでしたが、今回の氷獄Ver.では濃い目の水色をベースに、ウエイトに合わせたゴールドが差し色になっています。

エースベース 氷獄 側面

2種類の分厚い刃で相手をガツガツと攻撃していきます。

ディスク:00(ダブルオー)

00(ダブルオー)ディスク 氷獄
00(ダブルオー)
攻撃力0
防御力0
持久力1
重量5
機動力0
バースト力-

00(ダブルオー)ディスク 氷獄 裏面

基本的にベイブレードは重たいほど強いので、最重量級ディスクである00(ダブルオー)は強力な武器になります。

それゆえに再録回数も多く、私もこれで通算4つ目の00(ダブルオー)をゲットすることになりました。

強力とはいえ、公式の3on3ルールでは同じパーツを複数のベイブレードに使用することが禁止されているため、複数持っていても…感は否めません。

ただし、今回の00(ダブルオー)はもともとの重量に加えて塗装されている分の重みも加わるので、これまでに持っていても0.1gでも重たいディスクが欲しい人にはおすすめですね。

ちなみに私が持っている00(ダブルオー)の重量を計測して比べてみると、24.7g~25.2gで並ぶ中、今回収録の塗装された00(ダブルオー)が最も重い25.3gという結果となりました。

フレーム:M(メテオ)

M(メテオ)フレーム
M(メテオ)
攻撃力2
防御力0
持久力0
重量0
機動力0
バースト力0

M(メテオ)は5枚の刃が相手に引っかかる右回転ベイに特化した攻撃型フレームです。

00M(ダブルオー・メテオ)

ディスクとフレームが同じ青系統のカラーで統一されているため、一体感がありますね。

ドライバー:V'(ヴァリアブルダッシュ)

V'(ヴァリアブルダッシュ)ドライバー
V'(ヴァリアブルダッシュ)
攻撃力3
防御力1
持久力0
重量0
機動力3
バースト力-

今回の目玉パーツは、攻撃用のラバー軸を搭載したV(ヴァリアブル)の内蔵スプリングを強化したダッシュ版であるV'(ヴァリアブルダッシュ)ドライバーです。

V'(ヴァリアブルダッシュ)は読売巨人軍とのコラボイベントで限定配布された『グランヴァルキリー.Ω.V’ 天 GIANTS Ver.』でしか入手できなかった激レアパーツですので、今回も限定とは言え入手難易度がグッと下がったことは嬉しいですね。

ヴァリアブルには「可変する」「変化しやすい」という意味があり、このドライバーも2つの意味で文字通り「変化するドライバー」となっています。

まず1つ目は、シュート角度によって動きが大きく変わる点です。

V'(ヴァリアブルダッシュ)ドライバー 軸先

V'(ヴァリアブルダッシュ)の軸先のラバーは、細かい突起が剣山のように飛び出しており、スタジアムとの接触の仕方で、動きが大きく変わります。

そしてもう1つの可変要素が、使い込むほどに動きが変化していく点です。

ドライバーに限らず、ラバー素材の宿命とも言えるのが、使っていくうちに少しずつ削れてしまうことです。

まるで寿命が削られるかのように、本来持っていた力を出せなくなっていく流れは、ラバー素材を使用する以上は避けられない運命にありました。

それを逆手にとったのが、V'(ヴァリアブルダッシュ)ドライバーです。

ラバーが削れることを最初から想定して設計されており、細かい突起が擦り減ってフラットになっていくことで、もともと高い攻撃力を更に高めていく、そんなコンセプトになっているのです。

私が今回『B-00 wbba.限定 エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver.』を購入したのも、9割ほどはこのV'(ヴァリアブルダッシュ)が欲しかったというのが理由です。

デフォルト構成

エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver.
合計点
攻撃力10
防御力3
持久力4
重量10
機動力4
バースト力2

エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver.をワイドスタジアムで戦わせた感想です。

まずは期待していたV'(ヴァリアブルダッシュ)の攻撃性能ですが、文句なしですね。

エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver. 側面

高い機動力に加え、相手と接触した際にスタジアムへとグッと食いついて踏ん張ることで、衝撃をガツンと伝える頼もしさがあります。

これは摩擦力の少ないプラスチックや金属製の軸先では実現できない、ラバー軸ならではの強みです。

さらに、00(ダブルオー)の重量感も相まって、強力なアタックをガンガン仕掛けられる気持ちの良いベイブレードです。

その一方、バースト性能に関しては、ラバーの刃を使って攻撃するジャッジメントロードに比べると、やや見劣りする印象ですね。

エースは最初期に作られたGTレイヤーですので、最新のパーツに対して性能が劣るのは仕方の無いことかもしれません。

ただし、相手レイヤーとの摩擦力が少ないことは、自分自身のバースト耐性の高さにもそのまま繋がります。

防御型のガチンコチップであるアシュラ、ダッシュ化されたドライバーであるV'(ヴァリアブルダッシュ)の効果もあって、バーストされにくさは凄まじく優秀です。

ジャッジメントと真っ向からぶつかり合っても、バーストされることはありませんでした。

バーストを恐れず積極的にぶつかって、相手を弾き飛ばしてオーバーフィニッシュで勝つ、そんな戦い方を得意とする構成ですね。

エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver. 裏面

今後、軸が擦り減ってエイジングが進み、機動力が更に向上していく過程を楽しみながら使っていきます!

見た目の統一感をさらにアップさせるおすすめ改造

今回は再録パーツがほとんどなうえにデフォルトでも十分な戦闘力を秘めていますので、強さでなく見た目を重視した改造例をご紹介します。

それが、ランダムブースター Vol.16に収録されているフレアアシュラのアシュラチップとの交換です。

ランダムブースターVol.16に収録のブシンアシュラに付属のアシュラチップを取り付けたエース氷獄

偶然か意図してか、氷獄Ver.に収録されたアシュラチップと成形色が同じなので違和感なく取り付けられます。

そのうえ中央の模様が金色となっているため、ゴールドカラーの烈ウエイトやエースベースの刃とも親和性バツグンです。

まとめ

ラバー軸を備えた強力な攻撃型ドライバーのV'(ヴァリアブルダッシュ)をはじめ、強くて人気のあるパーツをギュッと詰め込んだ、そんな印象を受けました。

再録パーツは多いものの、言い換えればそれだけ需要が大きいという事実の表れでもあります。

塗装されたウエイトやディスクは見た目はもちろん、重量面でも通常版に無い魅力を備えていますし、構成のうち1つでも気になるパーツがあれば迷いなく「買い!」だとおすすめします。