新シリーズ超王(スパーキング)のスタートを切る新たなベイ…それが『B-159 スーパーハイペリオン.Xc 1A』です。
全てが新パーツで構成された主人公機ということで、期待が高まります。
未知数なスーパーハイペリオン.Xc 1Aを、一撃必殺に特化した最強改造とともにご紹介しましょう!
B-159 スーパーハイペリオン.Xc 1A パーツ構成
今回ご紹介する『B-159 スーパーハイペリオン.Xc 1A』は、超王シリーズから初登場のパーツスパーキングチップ・リング・シャーシを搭載した記念すべき1機目のベイブレードです。
全てのパーツが完全新規なので、その実力は未知数…
今までのベイたちにどこまで通用するのか見ものですね!
それでは、スーパーハイペリオン.Xc 1Aのパーツ構成を見ていきましょう。
レイヤー:スーパーハイペリオン 1A
まずはレイヤーのスーパーハイペリオン 1Aから見ていきます。
鮮やかな赤と金で彩られたレイヤーからは力強さを感じますね。
ちなみに、B-162 ベイブレード超王対戦セットに同梱されている『スーパーハイペリオン.Xc 1A スペシャルVer.』は赤と銀の限定カラーリング!
スペシャルという響きに惹かれて衝動買いしてしまいましたが、私は通常版の赤と金の方がカッコいいと感じています…
スパーキングチップ:ハイペリオン
ハイペリオン | |
---|---|
攻撃力 | 1 |
防御力 | 1 |
持久力 | 1 |
重量 | 0 |
機動力 | 0 |
バースト力 | 0 |
ハイペリオンは太陽神ハイペリオンをモチーフにした右回転専用のスパーキングチップです。
スパーキングチップにはロックの山がなく、後述するシャーシというパーツに付いているため、GTシリーズと互換性はありません。
ただし、飾りというわけではなく、シャーシと組み合わせたときに、ロックの山がドライバー側のバネとどれだけ接触するかをを決める重要な役割を持っています。
ハイペリオンは同日発売されたスタミナタイプのラグナルクよりもロックが硬くなるので、アタックタイプらしい印象を受けますね。
リング:スーパー
スーパー | |
---|---|
攻撃力 | 3 |
防御力 | 0 |
持久力 | 0 |
重量 | 2 |
機動力 | 1 |
バースト力 | 2 |
リングは、GTシリーズのベースに相当する新たなパーツですが、こちらはウエイトが装着できません。
スーパーは鋭い大型のアッパー刃で相手を空中に跳ね上げ、連打刃で切り裂く右回転専用のリングです。
右回転になったツヴァイベースといった形状なので、低い位置から相手レイヤーをすくい上げるアタックが期待できそうですね。
しかし、メタルパーツが入っておらず重量は約6gしかないため、スマッシュ力は少なそう。
ツヴァイベースの劣化版といった印象を受けますが、シャーシと組み合わさると…。
ダブルシャーシ:1A(ワンエー)
1A(ワンエー) | |
---|---|
攻撃力 | 4 |
防御力 | 1 |
持久力 | 0 |
重量 | 7 |
機動力 | 1 |
バースト力 | 2 |
ダブルシャーシは、GTシリーズのチップ(ロック)・ウエイト・ディスク・フレームに相当する新たなパーツです。
1A(ワンエー)は、ブ厚くせり出した大型打撃刃で相手に強烈な一撃を与える右回転専用のシャーシ。
ディスク部分にアタックタイプのレイヤーを装着したかのような広い攻撃範囲が特徴です。
GTシリーズの旧ドラゴンチップのような標準的な4つのロックで、アタックタイプにしてはロックが進みやすい印象を受けます
また、約46gと凄まじい重量なので攻撃力・防御力・持久力全ての底上げが期待できますね。
ベイを構成する大部分のパーツに相当するため、超王シリーズで改造の肝を握るのはこのシャーシ部分かもしれませんね。
ドライバー:Xc(エクシード)
Xc(エクシード) | |
---|---|
攻撃力 | 3 |
防御力 | 1 |
持久力 | 0 |
重量 | 0 |
機動力 | 3 |
バースト力 | - |
ドライバーも完全新規であるXc(エクシード)!
ラバー軸先でスタジアム内を縦横無尽に暴れつつ、フリー回転ガードパーツで体勢を保持するアタックタイプのドライバーです。
ラバー軸先らしく、シュート直後は外周を超高速で走り回ります。
勢いが無くなる後半にはガードパーツが体勢を保持しつつフリー回転してくれるため、バリバリのアタックタイプでありながら最後の最後まで粘るのが特徴。
攻撃力・機動力・持久力を兼ね備えた強力なドライバーですが、スタジアム端にシュートしてしまうと外周からゆーっくり中央に降りてくるため中々相手にアタックできないことも…
シュート前に相手のタイプを見極めてシュート位置を変える工夫が必要ですね。
また、ダッシュ化されていないためロックを固定するバネが緩いのが難点。
ロックが進みにくくなるギミックを持つジャッジメントベースやロードベースなら安心して使えそうです。
デフォルト構成
合計点 | |
---|---|
攻撃力 | 11 |
防御力 | 3 |
持久力 | 1 |
重量 | 9 |
機動力 | 5 |
バースト力 | 2 |
B-159 スーパーハイペリオン.Xc 1Aをスタンダードスタジアムで戦わせた感想です。
予想を軽く上回る攻撃力の高さに驚かされました。
我が家で最強の攻撃力を誇る『ドラゴヴァルキリー.Bl.X' 烈』とバトルした際には、未改造でありながらオーバー・バーストの応酬を繰り広げる激戦に。
大会常連の強力な電動改造『パーフェクトフェニックス.Ig'』を相手にしてもオーバーフィニッシュでの勝利を連発する快進撃!
そのままでもかなり強力なのですが、シュートミスを連発してしまう場面もありました。
どうやらラッシュシュート気味に傾けるとXc(エクシード)ドライバーのガードパーツがスタジアムと干渉してあらぬ方向へ飛んでしまうようです。
十分なシュート練習さえ積めば、このまま大会に出場しても活躍できそうなポテンシャルの高さを感じる強力なベイでした。
一撃必殺の最強改造
ポケモンでも遊戯王でも一撃必殺・ワンキルという響きが好きなので、ベイブレードでも真っ先に短期決戦型を研究してしまいます。
デフォルトでも十分高い攻撃力ですが、ラッシュシュートが撃てればより凄まじい一撃を与えることができるハズ。
大型ラバー軸 & ラッシュシュートによる一撃必殺を狙う改造それが『スーパーハイペリオン.Wh.X' 1S』です。
合計点 | |
---|---|
攻撃力 | 11 |
防御力 | 3 |
持久力 | 1 |
重量 | 9 |
機動力 | 5 |
バースト力 | 2 |
同日に発売されたスタミナタイプのベイ『グライドラグナルク.Wh.R 1S』に使われている新パーツWh(ホイール)ディスクと1S(ワンエス)シャーシを使うことで、僅かながらレイヤー部分の重量を増加。
さらに、1A(ワンエー)シャーシよりも径が小さい円形となることで、スタジアムと接触した際のスタミナ消費を抑えます。
ドライバーはシュート直後の爆発的な加速力と攻撃力が評判の大型ラバー軸のX'(エクストリームダッシュ)を採用しました。
ロックが進みにくくなるダッシュドライバーなので、バースト耐性もグンッと上昇。
スタジアムと強烈にグリップした力強いラッシュアタックが可能な超攻撃型ベイの完成です!
角度のついたラッシュアタックにすることで、スーパーリングの大型刃が相手レイヤーの下に潜りこんでアッパー攻撃を決めやすくなります。
攻撃力に特化したベイを相手にしても1歩引かずに弾き飛ばしてくれました。
また、ラッシュシュートならスタジアムの狙った位置をエグる軌道で発射できるため、スタジアム中央に陣取ろうとするスタミナタイプやディフェンスタイプを狙い撃てるんです。
大会でも通用する最強改造である『ロードスプリガン .Vn.Br』を相手にしても、シュート直後に強烈な一撃でオーバーフィニッシュを決めることができました。
ルール改定でオーバーフィニッシュのポイントが1から2に上がったこともあり、今後の環境で活躍間違いなしの改造です!
この改造で使用したX'(エクストリームダッシュ)ドライバーは、現在販売されている商品の中で『B-140 ランダムブースターセットVol.15』のデッドハデス.8'E.X'にしか使われていません。
ランダムブースターセットVol.15がいつまで販売されているか分からないので、今のうちの入手がおすすめです!
まとめ
『スーパーハイペリオン.Xc 1A』は超王シリーズ主人公機に相応しい強力なアタックタイプのベイ。
未改造のままでも大会に出れそうなほどのポテンシャルを感じる優秀なベイなので、ベイブレード入門の最初の1機にも良さそうです。
さらに攻撃性能を高めたスーパーハイペリオン.Wh.X' 1Sなら、相手を問わず一撃必殺でオーバーフィニッシュを狙えます。
新ドライバーは使いこなすために十分なシュート練習が必要と感じたので、早めの入手がおすすめですよ!