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ベイブレードバーストにハマってしまった爆転世代のアラサーおじさん達のブログ

B-161 グライドラグナルク.Wh.R 1S レビュー|新ディスクを活かした電動キラーの最強改造も紹介

B-161  グライドラグナルク.Ws.R 1S

新シリーズ超王(スパーキング)3機目のベイはGTシリーズからのキャラ黄山乱太郎の愛機『グライドラグナルク.Wh.R 1S』です。

ドライバー以外のパーツは完全新規で、中でも現在唯一無二のシングルシャーシに期待が高まりますね。

そんなグライドラグナルク.Wh.R 1Sを、電動ベイを安定して狩れる最強改造とともにご紹介しましょう!

B-161 グライドラグナルク.Wh.R 1S パーツ構成

今回ご紹介する『B-161 グライドラグナルク.Wh.R 1S』は、超王シリーズの中でも唯一シングルシャーシを搭載したスタミナタイプのベイです。

それでは、グライドラグナルク.Wh.R 1Sのパーツ構成を見ていきましょう。

レイヤー:グライドラグナルク 1S

まずはレイヤーのグライドラグナルク 1Sから見ていきます。

グライド ラグナルク

個人的には、オレンジとスケルトンで統一されたレイヤーからは安っぽい印象を受けました。

同日に販売された『B-159 スーパーハイペリオン.Xc 1A』や『B-160 キングヘリオス.Zn 1B』は金・銀の差し色がカッコ良く印象的だったので、どうしても比べてしまいますね。

キングヘリオス スーパーハイペリオン

しかし、真円に近い形状はスタミナタイプとしての実力の高さを伺わせます。

グライドラグナルク

スパーキングチップ:ラグナルク

ラグナルク
ラグナルク
攻撃力1
防御力1
持久力1
重量0
機動力0
バースト力0

終末の炎をまとう悪魔ラグナルクをモチーフとした、右回転専用のスパーキングチップです。

ラグナルク背面

ロックの山は、スパーキングチップではなくシャーシ側に付いているため、GTシリーズと互換性はありません。

グライドラグナルク1S 背面
グライドラグナルク1S 背面

シャーシと組み合わせたときのロックは緩く、同日に発売された右回転のベイハイペリオンの方が圧倒的に硬くなります。

グライドハイペリオン1S 背面
グライドハイペリオン1S 背面

ラグナルクは右回転の超王レイヤーとしてハイペリオンの劣化版と言えそうです。

リング:グライド

グライド
グライド
攻撃力1
防御力1
持久力3
重量2
機動力1
バースト力0

リングは、GTシリーズのベースに相当する新たなパーツですが、こちらにはウエイトが装着できません。

グライドは真円に近い形状で攻撃を受け流しつつ、開閉する3つのスタミナウイングで遠心力を高める右回転専用のリングです。

グライド 側面

ウリであるはずのスタミナウィングはほぼ開閉しないのであまり効果が無いように見えますが、持久戦は重心・遠心力の僅かな差が勝敗に響くため、実際は効果があるのでしょう。

閉じたスタミナウイング開いたスタミナウイング
左:閉じたスタミナウイング 右:開いたスタミナウイング

他の超王リングが約6gであるのに対して、重量は約9gと重たくなっています。

グライド 重量

攻撃をいなす形状と他のリングよりも重いことから、強力なパーツであることは間違いないのでバトルが楽しみです。

シングルシャーシ:1S(ワンエス)

1S(ワンエス)
1S(ワンエス)
攻撃力0
防御力0
持久力3
重量3
機動力2
バースト力0

シングルシャーシは、GTシリーズのチップ(ロック)・ウエイトに相当する新たなパーツです。

1S(ワンエス)は、大径の真円かつ外重心の形状で大きな遠心力を生み出す両回転対応のシャーシ。

1S(ワンエス)背面

ダブルシャーシである1A(ワンエー)1B(ワンビー)との大きな違いは、ディスク・フレームが装着できること!

GTシリーズのカスタマイズを流用することができるため、戦略の幅がグンと広がります。

1S(ワンエス)ロック

また、ロックが1A(ワンエー)1B(ワンビー)よりも進みづらい点も嬉しいですね。

形状・ロックともに万能さが伺えるので、超王レイヤーで環境ベイを突破するための鍵と言えそうです。

ディスク:Wh(ホイール)

Wh(ホイール)
Wh(ホイール)
攻撃力0
防御力0
持久力2
重量6
機動力0
バースト力0

ディスクも新規パーツであるWh(ホイール)!

現環境で最重量かつ外重心で遠心力を極限まで高めたスタミナタイプのディスクです。

Wh(ホイール)背面

フレームには対応していませんが、そのぶん重量は約30gと他の追随を許さない数値!

Wh(ホイール)重量
St(スティング)の29gを上回る重量

スタミナタイプとなっていますが、その重量と大きさから攻撃力・防御力・持久力全能力の向上が見込めます。

Wh(ホイール)側面

真円ではなく若干4隅が出っ張っているため、小径のアタックレイヤーと組み合わせてディスクアタックを狙うこともできそうです。

ドライバー:R(リボルブ)

R(リボルブ)
R(リボルブ)
攻撃力0
防御力1
持久力4
重量0
機動力0
バースト力-

リボルブは、尖った軸先とフリーで回転するガードパーツによって持久力を維持するスタミナタイプのドライバーです。

R(リボルブ)軸先

そこそこの持久力はありますが、B(ベアリング)ドライバーに持久戦で全く勝てないため、ガチ構成では見かけることのないパーツですね。

ちなみに、何度も再録されているパーツなのですが、毎回フリー回転部分の作りが異なります。

一番スムーズに回転するのは、ランダムブースターVol.18に収録されている『ドレッドファブニル.Pr.Om 滅』に使われている深緑色のバージョンです。

R(リボルブ)深緑色バージョン

今回はゴールドターボカラーなので、コレクションとして保管しておくことになりそうですね。

デフォルト構成

グライドラグナルク.Wh.R 1S
合計点
攻撃力2
防御力3
持久力13
重量11
機動力3
バースト力0

B-161 グライドラグナルク.Wh.R 1Sをスタンダードスタジアムで戦わせた感想です。

ポテンシャルは感じるものの、決定力に欠けました。

新パーツで構成されたレイヤー・ディスクからは大きな遠心力・重量による安定感を感じますが、R(リボルブ)ドライバーが足を引っ張って勝利まであと一歩届きません。

アタックを受ければ吹き飛んでしまうし、肝心の持久力も電動ドライバーIg'(イグニッションダッシュ)に敵わず…

マスタースプリガン.Ig'にスピンフィニッシュで敗北
マスタースプリガン.Ig'にスピンフィニッシュで敗北

真円に近いレイヤー形状のおかげでバーストはしにくいものの、どのタイプのベイと戦っても勝率はイマイチでした。

ドライバー以外のパーツは優秀なので、改造が楽しみなベイですね。

Whディスクを活かした電動キラーの最強改造

ドライバーをB(ベアリング)に置き換えたところ、ロックがユルユルで即バーストしてしまったため、別方向の改造を探すことに…

そしてたどり着いたのが、私の大好きなヴァイスレオパルドとWh(ホイール)ディスクをフル活用して戦う『ヴァイスレオパルド.Wh.Ds'』 です。

なんと、大会で猛威を振るっている電動ドライバーに驚異の勝率を誇るのです!

ヴァイスレオパルド.Wh.Ds'
合計点
攻撃力7
防御力0
持久力3
重量11
機動力4
バースト力5

ヴァイスレオパルドは、上段刃が上下に稼働し、相手レイヤーに噛みつく『ハウリングバイト』という超Zアビリティを持つ超Zレイヤーです。

ヴァイスレオパルド

しかし実際に使ってみると、分厚いGTレイヤー・超王レイヤーに噛みつけるはずもなく、牙が相手レイヤーと擦れるカリカリという音が聞こえるだけの小さく弱いレイヤーでした。

ヴァイスレオパルド.Wh 背面

しかし、Wh(ホイール)ディスクと組み合わせると、サイズがほぼ同じなのでディスクで殴りつけるようなアタックを繰り出すことができるように!

Ds'(デストロイダッシュ)

さらに、Ds'(デストロイダッシュ)ドライバーと組み合わせる事によって、低い位置から鋭い連打を与えつつ自身は倒れないアタックベイが完成します。

ヴァイスレオパルド.Wh.Ds' 側面

大好きなヴァイスレオパルドに新パーツを組み込んでみただけだったのですが、低い位置からの攻撃が思わぬ結果を生むことに…

電動ドライバーであるIg'(イグニッション)Hy(ハイブリッド)は背が高いため、『ヴァイスレオパルド.Wh.Ds'』の攻撃が全てドライバーに当たるのです。

マスタースプリガン.Ig'とヴァイスレオパルド.Wh.Ds'
マスタースプリガン.Ig'とヴァイスレオパルド.Wh.Ds'

それによって序盤から体勢を崩しやすく、電動ベイを相手にした際に安定してスピンフィニッシュを連発する驚愕の結果に。

マスタースプリガン.Ig'にスピンフィニッシュで勝利
マスタースプリガン.Ig'にスピンフィニッシュで勝利

BLADERSメンバーとのガチ対戦でもマスタースプリガン.Ig'・マスタースプリガン.Hy・パーフェクトフェニックス.Ig'・インペリアルドラゴン.Ig'を相手にほぼ負け無しの戦績を誇り、度肝を抜きました!

「強い!強いぞレオパルド!!」

ただし、電動ベイに当たり負けないように全力全開シュートでベイにパワーを乗せる必要があるので、超王ランチャーが必須と言えそうです。

低い位置での連打と小さな径といえばライトニングエルドラゴがありますが、こちらは左回転なので対応している超王ランチャーが無く、シュートパワーが足りずに負けてしまいました。

4月25日発売左回転対応の超王ランチャー『B-166 スパーキングベイランチャーL』を購入しましたら、エルドラゴでも再挑戦してみます!

対電動ドライバーの切り札として活躍すること間違いなしのベイですが、電動ドライバー以外のガチ構成と当たると勝率はかなり渋くなります。

しかし、まだまだ電動ベイは大会での採用率も高そうなので、対電動ドライバーの切り札として3on3に忍ばせるのは面白そうですね。

この改造で使用したヴァイスレオパルドは、現在販売されている商品の中で『B-140 ランダムブースターセットVol.15』のヴァイスレオパルド.1'P.Opにしか使われていません。

ランダムブースターセットVol.15はいつまで販売されているか分からないので、今のうちの入手がおすすめです!

Ds'(デストロイダッシュ)ドライバーは、『B-158 ランダムブースターVol.19』の光アマテリオス.0.Ds'に使われています。

他にも、ニンテンドースイッチのソフト『ベイブレードバースト バトルゼロ』購入特典の光アマテリオス.3.Ds'にも使用されています。

大会でもよく見かける強力なパーツですので、アタックタイプ使いであれば入手しておきたいですね。

まとめ

グライドラグナルク.Wh.R 1S』は現在唯一のシングルシャーシを搭載したベイです。

新規パーツのレイヤー・ディスクは優秀ですが、ドライバーが今ひとつの性能でデフォルト構成での勝率はイマイチ。

Wh(ホイール)ディスクを最大限に活用した『ヴァイスレオパルド.Wh.Ds'』なら電動ベイを相手に連勝を重ねることができました。

グライドラグナルクを活かした最強改造にはたどり着けていないため、おすすめの改造や使い方があればコメントやSNSで教えて下さい!