今回ご紹介するのは、ベイブレードバーストGT B-156 ランダムブースター Vol.18に収録されているの『ヘブンジョーカー.G.Op 轟』。
コロコロコミックの応募者サービスでしか入手出来なかった轟ウエイトを初めて再録した貴重なベイです。
レイヤーのデザインが超かっこよく、私が発売前から狙っていたベイでもあります。
そんなヘブンジョーカー.G.Op 轟をお洒落なレイヤーを活かした最強改造と合わせて紹介していきます!
B-156 ヘブンジョーカー.G.Op 轟 パーツ構成
今回ご紹介するのは『B-156 ヘブンジョーカー.G.Op 轟』。
コロコロコミックの応募者サービス限定だった轟ウエイトを初めて再録しただけでなく、レイヤーのカラーリングがイカす私イチオシのベイです。
限定パーツの再録ベイでありながらレア枠ではないのは、轟ウエイトが役に立たないから普及させるためでしょうか。
レイヤー:ヘブンジョーカー 轟
まずはレイヤーのヘブンジョーカー 轟。
黄色を基調とした中にジョーカーの黒色が映えるお洒落なデザインとなっています。
ガチンコチップ:ジョーカー
ジョーカー | |
---|---|
攻撃力 | 2 |
防御力 | 1 |
持久力 | 0 |
重量 | 0 |
機動力 | 0 |
バースト力 | 0 |
勝負の神ジョーカーをモチーフとした右回転専用のアタックタイプ。
3つあるロックの中で最初が硬いため、バトル前半の強烈な衝撃に耐えられることが特徴です。
デザインは道化師らしく、上下の顔が笑顔・泣き顔で描かれているのが洒落ていますね。
そして、このチップの見所は危険色のカラーリング!
目を惹く派手なカラーがより一層道化師らしさをアピールしていて、全ジョーカーチップの中で1番気に入っています。
惜しいのはチップが派手すぎて似合うベースがなかなか見つからないことですね。
ゴールドターボ仕様の黄金のレイヤーが似合いそうなので、入手次第試してみたいと思います。
ウエイト:轟
轟 | |
---|---|
攻撃力 | 3 |
防御力 | 0 |
持久力 | 0 |
重量 | 2 |
機動力 | 0 |
バースト力 | ‐ |
片一方が開いた超偏重心で跳ねまわり、スタミナの消費が尋常では無いのが特徴。
偏重心がウリの烈ウエイトを使った方が絶対に安定します。
あえてベイを跳ねさせるつもりでなければ採用することは無さそうですね。
ベース:ヘブン
ヘブン | |
---|---|
攻撃力 | 1 |
防御力 | 0 |
持久力 | 5 |
重量 | 3 |
機動力 | 0 |
バースト力 | 1 |
ヘブンは唯一ロック回復機能を備えたスタミナタイプのベースです。
ロックが半分程度まで進むと、内蔵されたカウンター刃が露出する仕組みになっています。
このカウンター刃にアタックを受けるとロックが戻るという回復用のギミックです。
画期的ですが、ジョーカーチップはカウンター刃にアタックを受けてもロックが戻りづらいため、回復ギミックとの相性はイマイチ。
しかし、ロック回復のギミックは大型のディスクを装着すると干渉して最初のロックが進みづらくなるという裏技的な使い方ができるんです!
ジョーカーチップと大型ディスクを組み合わせれば、初撃に強い大型レイヤーとなるので、アタックタイプとして使っています。
ディスク:G(グラビティ)
G(グラビティ) | |
---|---|
攻撃力 | 0 |
防御力 | 0 |
持久力 | 1 |
重量 | 4 |
機動力 | 0 |
バースト力 | 0 |
G(グラビティ)はGTレイヤー以前に登場したフレーム非対応のディスクです。
当時は重量級ディスクだったようですが、約21gと軽く、現在の環境に通用しないと言えるでしょう。
ベイの重量をなるべく軽くしたいカスタマイズであれば、使うこともあるかもしれません。
ドライバー:Op(オペレート)
Op(オペレート) | |
---|---|
攻撃力 | 0 |
防御力 | 3 |
持久力 | 0 |
重量 | 1 |
機動力 | 2 |
バースト力 | - |
Op(オペレート)は、ボール軸で倒れにくいディフェンスモードとメチャクチャ飛び跳ねるアタックモードに変形する変わったドライバー。(能力はディフェンスモード)
ディフェンスモードは持久力もスタジアム際の耐久力もイマイチでパッとしませんが、アタックモードは他のドライバーでは真似できないほどに飛び跳ねます。
飛び跳ねることでスタミナを急速に失うため、アタックタイプの持久力は皆無。
しかも、スタジアムとグリップしないため、アタックされるとそのまま吹き飛んでいきます。
勝ちたければ、使うことがないパーツだと感じています。
デフォルト構成
合計点 | |
---|---|
攻撃力 | 6 |
防御力 | 4 |
持久力 | 6 |
重量 | 10 |
機動力 | 2 |
バースト力 | 1 |
『ヘブンジョーカー.G.Op 轟』をスタンダードスタジアムで戦わせてみた感想をまとめていきます。
とにかく弱い!
きっと、跳ね回る道化師の姿をイメージして作られたのでしょう。
轟ウエイト・G(グラビティ)ディスク・Op(オペレート)ドライバーの組み合わせは飛び跳ねるために採用されたのだと一瞬で分かります。
シュート直後から十数回は飛び跳ねますが、それだけです。
相手に当たれば弾かれて場外へ吹っ飛び、当たらなければあっという間に持久力が無くなって止まります。
唯一の救いはレイヤーがカッコいいことくらいでしょうか。
お洒落なレイヤーを活かした最強改造
お洒落カラーのヘブンジョーカーを使ってなんとか勝ちたい!
考え抜いた結果が、ヘブンベースの重量・サイズを使って相手を弾き飛ばすことに特化したアタックベイ『ヘブンジョーカー.Ω.X' 閃』です。
合計点 | |
---|---|
攻撃力 | 6 |
防御力 | 1 |
持久力 | 9 |
重量 | 8 |
機動力 | 1 |
バースト力 | 1 |
まずは不安定な轟ウエイトを外し、安定性と遠心力を生む閃ウエイトを装着。
ディスクには小径ながらも遠心力に定評のあるΩ(アウター)を採用し、持久力を大幅アップ。
さらに、Ω(アウター)ディスクはヘブンベースのロック回復ギミックと干渉して初段のロックが進みづらくなるため、防御力の向上も期待できます。
ツヴァイバハムートにのみ使用されているブラックカラーを使うことで、金×黒の統一感が出るのもGOOD。
極めつけはお気に入りのパーツX'(エクストリームダッシュ)ドライバー!
太いラバー軸はスタジアムに強くグリップし、強烈なアタックを可能とします。
大型のレイヤーをウエイト・ディスクの遠心力と暴れまわるラバー軸で振り回し、オーバーフィニッシュを狙った改造です。
大会で使用したところ、持久力と防御力の高いマスターディアボロス.Hyに狙い通りのオーバーフィニッシュを決めることができました。
このベイを使った大会出場結果はこちら。
また、攻撃力の高いジャッジメントヴァルキリー.Bl.Ul' 烈とバトルしても、バーストされずにオーバーフィニッシュを決める大活躍!
インペリアルベースを使うことでさらに攻撃力を高めることができますが、もはやチップ以外に面影がありませんね…
この改造で使ったパーツの入手方法をご紹介しましょう。
閃ウエイトはランダムブースターシリーズの様々なベイに使われていますが、『B-148 ブースター ヘブンペガサス.10P.Lw 閃』、『B-139 スターター ウィザードファブニル.Rt.Rs 閃』を購入すれば確実に入手できます。
ブラックカラーのΩ(アウター)ディスクは『wbba.ストア限定 ブースター ツヴァイバハムート.Ω.α’ 斬 撃龍Ver.』にしか使われていません。
アタック・ディフェンス・スタミナ全てのタイプに使える万能なパーツなので、1つ持っておくことをおすすめします。
X'(エクストリームダッシュ)ドライバーは、現在販売されている商品の中で『B-140 ランダムブースターセットVol.15』のデッドハデス.8'E.X'にしか使われていません。
ランダムブースターセットVol.15がいつまで販売されているか分からないので、今のうちに入手したほうがいいですよ!
まとめ
『ヘブンジョーカー.G.Op 轟』は限定パーツ轟ウエイトが再録された唯一のベイです。
お洒落なレイヤーで私は気に入っていますが、そのままでは使い物になりませんでした。
『ヘブンジョーカー.A.X' 閃』に改造すると、レイヤーのカッコよさをそのままに、積極的にオーバーフィニッシュを狙えるベイとなります。
派手色の大型レイヤーを振り回すバトルは見応えのあるものになるので、是非使ってみて下さい!