BLADERSのメンバーがベイブレードを再開してから約半年、ついに大会に出場しました!
何もかもが想像以上で、大会を終えた今でも気持ちのいい余韻が続いています。
そこで今回は、大会の概要・BLADERSメンバーの戦績をまとめました。
今まで研究をしてきた成果はどうだったのか…
メンバーそれぞれの感想と合わせてお伝えしますので、お見逃しなく!
大会の概要
今回私たちは静岡県三島市のミシマトイスというおもちゃ屋さんで行われた大会に出場させていただきました。
昔ながらのおもちゃ屋さんといった佇まいですが、大会参加者は48名とかなりの規模。
それもそのはず、このお店はwbba.公認店舗で、開催される大会は公式戦なんです。
本気で取り組む大人が何人も参加しているだけでなく、県外から遠征する猛者もいるようで、大会上位者のバトルがハイレベルであることを伺わせます。
BLADERSメンバー全員が緊張してソワソワしていたのですが、ブレーダーたるもの1度バトルすれば初対面でも話が弾むもので、最後までハイテンションで楽しめました!
一方、小学生未満の小さな子が親御さんと一緒に参加している姿も多く見られ、お店・参加者全員が初心者でも入りやすい雰囲気を作っていることを感じました。
ルール
今回のG4大会におけるルールは勝ち抜きバトル(3人対戦)とトーナメントの2種類でした。
G4大会の詳細はタカラトミー ベイブレード公式サイトにて公開されています。
勝ち抜きバトル(3人対戦)ではワイドスタジアムを使って3人同時にバトルするため、普段通りの構築・戦い方では通用しませんでした。
バトルをスムーズに勝ち進めるために、大会出場前にワイドスタジアムを使った練習を重ねておきたいですね。
手ぶらで参加OK
公式大会と聞くと堅苦しいイメージがあるかと思いますが、wbba.公認店舗で行われるG4大会は何も持たずに行っても参加できるんです!
参加費無料なだけでなく、ベイの貸し出しまであるという大盤振る舞い。
始めて間もない初心者どころか、ベイブレードを持っていないという人でも気軽に参加できるのはありがたいですね。
用意しておくと便利な道具
手ぶらで参加できるのですが、私達を含め参加者のほとんどが、ベイの破損などのトラブルに見舞われても、愛用のベイで戦い抜ける万全の準備をしていました。
ワイの武器 pic.twitter.com/seME3sHWQu
— うぃる (@wright_ssvd) 2020年2月1日
準備するものは予備パーツ・予備ランチャー・予備電池だけですが、大会中は動き回るため、これらをスムーズに持ち運べる入れ物が必要です。
今回の大会参加者ではベイブレード専用設計のアタッシュケースが最も多かったように思います。
BLADERSメンバーが愛用している入れ物については別途ご紹介しますのでお楽しみに!
戦績
いよいよ、BLADERSメンバーの戦績をお伝えします。
果たして、満足できる結果となったのでしょうか?
ベニィ
愛機『ヴァイスレオパルド』と共に勝ち抜いてみせる!
私の戦績は、勝ち抜きバトル:5戦1勝、トーナメント:初戦敗退と残念な結果で終わってしまいました…
各ルールで使用したベイと結果をご紹介しましょう。
勝ち抜きバトル
勝ち抜きバトルは大きな楕円形のワイドスタジアムで行うため、スタンダードスタジアムとはまるで勝手が違います。
1戦ごとの経験を活かして勝てそうなカスタマイズを模索しながらバトルに挑みました。
5戦行った勝ち抜きバトルで私が使用したベイはこちらです。
- ヘブンジョーカー.A.X' 極
- ハザードケルベウス.Gn
- マスターロンギヌス.Ar.Br
- マスターロンギヌス.Hy
- マスターロンギヌス.Ig'
アタックしてもオーバーフィニッシュを決めるのは困難であるため、持久力の高いベイが有利でした。
しかし、スタジアム中央で足を止めると集中攻撃の的になってしまいます。
そこで、機動力と持久力を兼ね備えたGn(ジェネレート)ドライバーなら快勝できると考えたのですが、外周を走ると直線で加速しすぎてそのまま場外に飛び出してしまい、話になりませんでした…
他の人のバトルを見ていても、ほどほどの機動力・高い持久力・ぶつかり合いに負けない重量これらを併せ持つ電動ドライバーの勝率が高かったので、次回は電動ベイを使って連勝していきたいです!
トーナメント
今回のトーナメントは、ベスト4まで1ベイ3on3で行われました。
私が使用したのは、勝ち抜きバトルで見せ場のなかった『ヘブンジョーカー.A.X' 極』。
大型のラバー軸と超重量級の大型レイヤーによる強烈なアタックでオーバーフィニッシュを狙って行きます!
対する相手は、持久力と防御力を兼ね備えた重量級のベイ『マスターディアボロス.Hy』の左回転・電源オフ。
狙い通りの激しいアタックで相手を場外まで叩き出すオーバーフィニッシュを決め、1ポイント取ることができましたが、持久戦に持ち込まれると成すすべが無く3ポイント取られて敗退。
強烈なアタックが数回入っても壁に阻まれる場面が多く見られ、シュート位置やシュートの強さなどに反省の残る結果となりました。
最も悔やまれるのは、大好きな『ヴァイスレオパルド』を1度も使わなかったこと。
大会で好きなベイを使うチャンスだったにも関わらず、勝ち抜きバトルで実感した大会参加者のレベルの高さにビビっていました…
愛機を信じられないような貧弱メンタルでバトルしたのでは相手にも失礼ですよね。
次回出場時には、愛機を信じて戦えるようにメンタルを強く持って挑みたいです。
Farbe
アタック特化ベイが大好きなFarbeです!
私の戦績は、勝ち抜きバトル:5戦0勝、トーナメント:1勝でした。
どちらのルールでも緊張して手が震えてしまい、練習の成果を発揮しきれなかったことが悔やまれます。
勝ち抜きバトル
使用したベイはこちら
- ジャッジメントヴァルキリー.Bl.X'烈
- ロードスプリガン.Vn.Rs
アタック特化のベイで相手を全て場外まで弾き飛ばして勝つつもりで挑みました。
『ジャッジメントヴァルキリー.Bl.X' 烈』ではシュート直後から激しいアタックを繰り返すも、大型ラバー軸のグリップでスタミナを消費してスピンフィニッシュで敗退。
狙い通りにオーバーフィニッシュを決めたシーンもありましたが、1機を弾き飛ばした時点でかなりスタミナを消費し、もう1機のベイとやり合う余力はありませんでした。
勝ち残った人のベイの多くが持久力に特化したベイだったため、最後の1戦は持久力を意識した『ロードスプリガン.Vn.Rs』を使用!
しかし、普段スタミナタイプを使っていないため適切なシュートが分からず、電動ドライバーに持久力負けしてしまいました…
次回は自分の信念を曲げず、電動ドライバーすら撃ち抜く最強のアタックカスタムで臨みたいです。
トーナメント
トーナメントでは『ジャッジメントヴァルキリー.Bl.X' 烈』を使いました。
1回戦
相手もジャッジメント使いでしたが、X'(エクストリームダッシュ)ドライバーの機動力 × ジャッジメントベースの破壊力の相乗効果で3連続オーバーフィニッシュを決めてストレートで勝利しました。
2回戦
持久力特化の相手だったため、全力シュートでオーバーフィニッシュを狙いましたが外周を走ってしまい、スタミナを失ってスピンフィニッシュ。
最後はシュートミスでベイが相手に触れることなく場外に出てしまう大失態…
2回戦敗退でしたが、ベイのカスタム自体は大会でも通用する超攻撃力だと実感したので、相手に応じたシュート位置の研究・自分のシュートミスを無くす練習を重ねて次回はベスト4入りを目指します!
うぃる
ヘブンアシュラは置いてきた、この戦いにはついていけない。
愛機を『ヘブンアシュラ.00P.Om 幻』から『インペリアルオーディン.Cn.U'』へと変更した私の戦績は、勝ち抜きバトル:5戦1勝、トーナメント1勝でした。
小学5年生か6年生の頃に行われた300人規模のベイブレード大会ではベスト16に入れた私でしたが、およそ20年ぶりに出場した大会では悔いの残る残念な結果に終わっています。
勝ち抜きバトル
勝ち抜きバトルで使用したのは以下のベイです。
- パーフェクトフェニックス.Ig'
- ロードスプリガン.Ig'
- インペリアルオーディン.Cn.U'
- ロードスプリガン.Vn.Rs
初戦を『パーフェクトフェニックス.Ig'』で勝利し、そのまま2戦目も同カスタマイズで挑んだところ、残念ながら敗北。
並び直した2周目はそのままのカスタマイズで、その後の3周目ではレイヤーをロードスプリガンに変更して挑んで敗北したあたりで、3人同時バトルの経験値が圧倒的に足りないことに気付き、戦略を変更します。
1~2周目はガチで上位を狙っていましたが、今の経験値では「運良く勝利」はできても「連勝」は厳しいと判断し、その後のトーナメントに向けての調整がてら、3on3デッキの2機を出してみることに。
とはいえワイドスタジアムとスタンダードスタジアムでは挙動がまったく異なり、ただのシュート練習にしかならなかったですね。
次回までにはBLADERSメンバーでの集まりでも、もう少しワイドスタジアムでの練習を増やしたいところです。
トーナメント
トーナメントで行われる1ベイ3on3では、後出しで優位を取れる両回転対応レイヤー+電動ドライバーの組み合わせが最も安定感があると考えていましたが、逆にそうしたベイを使う相手が多いことを想定し、「大会に多い電動ベイをメタるため」に組んだ愛機『インペリアルオーディン.Cn.U'』を選びました。
電動同士の対決になって勝率5割の勝負をするよりも、電動相手に有利に立ち回れる「オーバーフィニッシュ狙いの動き」が出来てなおかつ撃ち方次第で「持久タイプの動き」も可能な愛機の方が1ベイ3on3に向いていると確信したのです。
1回戦
1戦目はアタック系で外周を走りながら、覚醒していれば最後の伸びも侮れないH'(ホールドダッシュ)ドライバーを組み込んだ相手でした。
U'(ユナイトダッシュ)のラバー部分とシャープ軸を最大限にコントロールする撃ち分けを完璧に決めることができ、オーバー×1回とスピン×2回でストレート勝利を収められました!
1度目のスピンフィニッシュで「序盤にぶつかって相手の回転力を削っておけば、U'のシャープ軸で粘り勝ちできる」と確認できたことも安心感に繋がっていましたね。
2回戦
メンタルの弱さが出た
— うぃる (@wright_ssvd) February 1, 2020
結果から言うと2対3で接戦の末に敗北ですが、自分のメンタルの弱さによるミスが原因だとはっきりしているので、非常に反省と悔いが残る試合でした。
お相手はマスターを左回転にし、ドライバーにBr(ベアリング)と、完全にスピンフィニッシュ狙いの構成。
序盤で場外に叩き出せるかどうかで勝負が決まるという分かりやすい対決です。
1・3戦目はスタジアム中央に綺麗に落とせ、序盤から攻撃を激しく叩き込んでオーバーフィニッシュさせることに成功。
しかし、2・5戦目はU'のラバー部がスタジアムに接触してそのまま外周を走り回ってしまい、中央に陣取るお相手に接触する頃にはもう弾き飛ばす回転力が無く、ただのシャープ軸とベアリングでは当然お相手に軍配が上がりました。
普通に戦っていれば勝率は5割だったのですが、2対1で勝利に王手をかけた4戦目、緊張のせいで判断力が鈍ったのか、急にラッシュシュートを狙ってのシュートミス。
傾けすぎたベイはスタジアムに着地してすぐに跳ね、自爆オーバーフィニッシュで貴重な1ポイントを失ってしまったのです。
ほぼほぼぶっつけ本番だったU'を使いこなせなかったことよりも、冷静さを欠いての判断ミス・シュートミスが何よりも反省ですね。
2回戦で負けてしまったものの、1ベイ3on3での『インペリアルオーディン.Cn.U'』の信頼性の高さ・立ち回りの柔軟さは期待以上でしたので、次回もこの改造でリベンジを狙います!
まとめ
初めての大会は緊張したものの、初心者でも楽しめるブレーダーにとって最高の空間でした。
しかし、試合結果は満足いくものではなく、多くの改善箇所が見つかりました。
特に緊張して普段通りの力を出せなかったことはBLADERSメンバー全員が悔しく感じています。
今回の経験を元に研究・練習を重ねて次回は満足できる結果を残したいです!