今回ご紹介するのはベイブレードバーストGT B-146 ランダムブースター Vol.16に収録されているレア枠『フレアドラゴン.Ar.Pl 閃』です。
パーツ取りとして非常に優秀なベイブレードですので、レア枠と言えど絶対に入手していただきたいベイブレードです!
そんなフレアドラゴン.Ar.Pl 閃を、デフォルト構成での大きな弱点をカバーしたおすすめの最強改造とともにご紹介します!
B-146 フレアドラゴン.Ar.Pl 閃
今回ご紹介する『フレアドラゴン.Ar.Pl 閃』は『B-146 ランダムブースター Vol.16』に収録されているベイブレードです。
レア枠ということで新収録となるパーツが組み込まれていますので、1つずつ詳しく見ていきましょう。
レイヤー:フレアドラゴン 閃
まずはレイヤーのフレアドラゴン 閃から見ていきます。
燃えるような赤をベースに、中央にも赤い龍が描かれたデザインとなっています。
ガチンコチップ:ドラゴン
ドラゴン | |
---|---|
攻撃力 | 1 |
防御力 | 1 |
持久力 | 1 |
重量 | 0 |
機動力 | 0 |
バースト力 | 0 |
ドラゴンはアニメ「ベイブレードバースト GT」主人公の相棒でもあり、そのため収録回数がとにかく多いガチンコチップです。
標準的な硬さのロックを4つ持ち、右回転用ガチンコチップの中では最も基本となる構成になっています。
先日登場したアキレスチップがドラゴンの上位互換とも呼べるチップですので、もともと微妙だったドラゴンの存在意義がますます失われてしまいました。
ウエイト:閃
閃 | |
---|---|
攻撃力 | 0 |
防御力 | 0 |
持久力 | 2 |
重量 | 2 |
機動力 | 1 |
バースト力 | 0 |
ウエイトは重りを6ヶ所へと均等に分散させた閃を内蔵しています。
持久型のベイに採用されることの多い、スタミナタイプのウエイトです。
ベース:ユニオン
フレア | |
---|---|
攻撃力 | 1 |
防御力 | 0 |
持久力 | 5 |
重量 | 4 |
機動力 | 0 |
バースト力 | 1 |
ベースのフレアは今回が新登場となるパーツで、最大の特徴はブレードの部分に計6個ものメタルボールを内蔵していることです。
そのメタルボールがベイの回転によってブレードの外側に移動し、大きな遠心力を生み出すと謳われていますが、その効果がどれほどあるものかは不明ですね。
それよりも、メタルボールを内蔵するためにベース全体がかなり大型になっていることの方が、戦闘力への影響は大きそうです。
重量も15gと、かなりの重量級レイヤーとなっています!
ディスク:Ar(アラウンド)
Ar(アラウンド) | |
---|---|
攻撃力 | 0 |
防御力 | 0 |
持久力 | 2 |
重量 | 5 |
機動力 | 1 |
バースト力 | 0 |
今回の過労死担当パーツもとい、最注目パーツが、こちらも新規パーツのAr(アラウンド)ディスクです。
4つのメタルボールが地面との摩擦を減らし、スタジアムとの接触によるスタミナロスを軽減する、スタミナ系のディスクとなっています。
このアラウンドがとにかく優秀で、私もベニィさんも各ベイブレードの最強改造を考えてパーツをあれこれ試している時には大抵「とりあえずアラウンドを付けておけば良くない?」と思考停止してしまうほどの強力なパーツです!
フレームは付けられませんが、ディスク単体でも27gと、なかなかの重量があります。
重くなることで攻撃力・防御力が増すうえに、スタジアムとの摩擦を軽減することで持久力も大幅アップと、「どんなベイと組み合わせても強くなる」と言っても過言ではないザ・優等生なディスクですね。
ドライバー:Pl(プラネット)
Pl(プラネット) | |
---|---|
攻撃力 | 0 |
防御力 | 0 |
持久力 | 4 |
重量 | 3 |
機動力 | 2 |
バースト力 | - |
ベース・ディスクとメタルボール内蔵の新規パーツが続いたところで、最後に紹介するドライバーも当然のようにメタルボールが含まれています。
そのドライバーとは、軸先に1つと、その周囲に2つ…計3つのメタルボールを内蔵したPl(プラネット)です。
周囲に2つ設置されたメタルボールは、フレアベース同様に遠心力強化の効果があるそうですが、こちらも体感は出来ていません。
しかし、軸先のメタルボールによる摩擦の少なさと低重心化による安定性の向上が確かに感じられる、これまたディスクのAr(アラウンド)と同じく戦闘力の高いパーツですね。
同じメタルボール軸ですとOm(オービットメタル)がありますが、持久力はOm、防御力はPlが勝る印象です。
Omの方が軸先のメタルボールが大きい分、単独での持久力は非常に優秀なのですが、攻撃を受けた時に大きく傾いてしまうという弱点があります。
デフォルト構成
合計点 | |
---|---|
攻撃力 | 2 |
防御力 | 1 |
持久力 | 14 |
重量 | 14 |
機動力 | 4 |
バースト力 | 1 |
B-146 フレアドラゴン.Ar.Pl 閃をスタンダードスタジアムで戦わせた感想です。
ベース・ディスク・ドライバーで合計13個ものメタルボールを内蔵したフレアドラゴン.Ar.Pl 閃ですが、デフォルト構成での戦闘力はかなり高めです。
全体的にスタミナタイプ向けのパーツを搭載しているために持久力は言わずもがなですが、その持久力を向上するために内蔵しているメタルボールの効果で、攻撃力や防御力も底上げされています。
特に、ガチンコレイヤーシリーズの中でも最大クラスのサイズであるフレアベースの存在感は大きいですね。
そして、そんな巨大なレイヤーを付けていても、Ar(アラウンド)ディスクのメタルボールがスタジアムとの接触によるスタミナロスを防いでくれます。
大型レイヤー使用時にありがちな「攻撃を受けて傾いた際にスタジアムにレイヤーが当たって回転力を失ってしまう」という弱点をカバーしてくれるわけですね。
全体的に優秀なパーツで構成されたフレアドラゴン.Ar.Pl 閃ですが、数値に表れにくい部分で非常に大きな欠点が存在します。
それがロックの緩さです!
フレアベース自体がロックが緩めになるうえ、ドラゴンチップは硬いロックを持たないガチンコチップです。
さらにはPl(プラネット)もダッシュ化されていない通常のドライバーですので、ロックの硬さには貢献してくれません。
その結果、GTレイヤーでも最低クラスのバースト耐性となってしまい、アタックタイプどころか、スタミナタイプやディフェンスタイプとの接触でもバーストされてしまうほど。
まさに、唯一にして最大の弱点と言えるでしょう。
ロックの緩さをカバーしたおすすめ最強改造
フレアドラゴン.Ar.Pl 閃は、兎にも角にも圧倒的なロックの緩さが弱点です。
逆に言えば、その1点さえ改善できてしまえば、一気に隙の無いベイブレードへと進化させられます。
今回のコンセプトとしては、やはり「メタルボール13個内蔵ベイ」という特徴を残したまま、そのうえでロックの硬さをアップさせたいというものです。
つまり、ベース・ディスク・ドライバーの3パーツはそのままに、チップとウエイトのみの交換で強くしてみせましょう。
まず、バースト耐性を高めるといえば、幻ウエイトは欠かせないですね。
幻 | |
---|---|
攻撃力 | 0 |
防御力 | 3 |
持久力 | 1 |
重量 | 1 |
機動力 | 0 |
バースト力 | 0 |
トリプルブースターセットに収録されている幻ウエイトはカラーも赤色で、フレアベースに似合います。
そしてガチンコチップですが、つい先日にドラゴンチップの上位互換であるアキレスが出たばかりですので、そちらを採用しましょう。
アキレス | |
---|---|
攻撃力 | 1 |
防御力 | 1 |
持久力 | 1 |
重量 | 0 |
機動力 | 0 |
バースト力 | 0 |
これまた赤系のパーツですので、一体感がグッドですね。
こうして完成したのがフレアアキレス.Ar.Pl 幻です。
合計点 | |
---|---|
攻撃力 | 2 |
防御力 | 4 |
持久力 | 13 |
重量 | 12 |
機動力 | 3 |
バースト力 | 1 |
なんと、バースト性能最強との呼び声高いジャッジメントジョーカーの全力アタックを受けてもバーストせずに耐えられるほどの耐久力を誇ります。
そして、全力アタックを防いだ後には持ち前のスタミナで持久勝ちと、まさにデフォルト構成での唯一にして最大の弱点をカバーした、パーフェクトメタルボールベイと言える強さです!
まとめ
フレアドラゴン.Ar.Pl 閃は、上から下までメタルボール内蔵パーツで統一されているコンセプトの分かりやすいベイブレードです。
重さは強さに直結するため、全体的な戦闘力はデフォルト構成でもかなりの高水準。
唯一の弱点であったバーストしやすさも、幻ウエイトとアキレスチップでカバーできました。
フレアドラゴン.Ar.Pl 閃はランブー16のレア枠ですが、私は8箱購入した結果、このフレアドラゴン.Ar.Pl 閃がなんと4つ当たりました(そんなにいらない)。
フレアベースとAr(アラウンド)は、現状このランブー16以外に入手方法が存在しないので、在庫が無くなる前にぜひゲットしてみてください!