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ベイブレードバーストにハマってしまった爆転世代のアラサーおじさん達のブログ

B-150 ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈 レビュー|モードチェンジを活かした最強改造も紹介

B-150 ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈

ベイブレードバーストの3on3公式ルールでは、試合が始まってからパーツを組み替えることが禁止されています。

そのルールの中で唯一、相手とベイブレードを見せ合ってからセッティングの変更を許されているのが「モードチェンジ」です。

つまり、モードチェンジが出来るパーツを組み込んであれば、試合開始後の状況に合わせて有利に立ち回れます!

本日ご紹介するのはレイヤー・ディスク・ベースの全てがそれぞれモードチェンジ可能で「これ1つであらゆるシチュエーションに対応可能なベイブレード」です。

B-150 ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈

今回ご紹介するのは『B-150 ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈』です。

2019年9月21日に発売されたユニオンアキレスは、現在放送中のアニメ「ベイブレードバースト ガチ」の前シリーズ「ベイブレードバースト 超ゼツ」の主人公であり、現シリーズでは世界チャンピオンとなっている赤刃アイガが使用するベイブレードです。

前作主人公でなおかつ現行シリーズでの最強クラスのキャラクターの愛機ということもあって、レイヤーからドライバーに至るまで新パーツの猛ラッシュとなっていますので、1つずつ詳しく見ていきましょう!

レイヤー:ユニオンアキレス 烈

ユニオンアキレス 烈

まずはレイヤーのユニオンアキレス 烈から見ていきます。

ユニオンアキレス 烈を分解

赤をベースに、巨大な蒼い剣とガチンコチップ中央の黄金の装飾が鮮やかなデザインとなっています。

ガチンコチップ:アキレス

アキレスチップ
アキレス
攻撃力1
防御力1
持久力1
重量0
機動力0
バースト力0

アキレスチップ ロック形状

新登場のアキレスチップは、硬いロックと標準的なロックを交互に4つ持つ右回転のガチンコチップです。

右回転でロックを4つ持つチップといえばドラゴンがありますが、ドラゴンは標準的なロックのみですので、硬いロックも備えたアキレスはそのままドラゴンの上位互換となってしまいそうです。

ウエイト:烈

烈ウエイト
攻撃力2
防御力0
持久力1
重量2
機動力0
バースト力0

烈ウエイト 裏面

ウエイトには左右非対称に配置された重りが重心をブレさせて、高い攻撃力を生み出すパーツのが採用されています。

収録回数はかなり高いウエイトですね。

つい先日購入した『エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver.』にも収録されており、私はこれで通算5個目となりました。

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ベース:ユニオン

ユニオンベース
ユニオン
攻撃力3
防御力1
持久力0
重量4
機動力1
バースト力2

ベースのユニオンも今回が新登場となるパーツです。

ユニオンベースのブレードパーツを分解

最大の特徴は、2本の大剣をイメージして作られたパーツが着脱可能となっており、スピードモードとパワーモードを切り替えられる点です!(能力値はパワーモード)

ユニオンベース スピードモード

ビーム刃のようなクリアパーツを外すと、空力を重視したスピードモードとなり、攻守のバランスが取れたモードとなります。

ユニオンはかなりの大型ベースですので、スピードモードの状態でもレイヤー単体で11gとなかなかの重量感です。

ユニオンベース パワーモード

そこに専用パーツを装着すると、レイヤーの重みが増して合計で14gを超え、攻撃に特化したパワーモードとなります!

専用パーツはレイヤーの外周部に大きく露出するわけではないため、装着しても真横からぶつかる場合には、相手への接触の仕方はほとんど変わりません。

一方、傾いた状態で下からアタックする際には、厚みを増して傾斜も急になったブレードで強烈なアッパー攻撃を相手に叩きこみます。

ディスク:Cn(コンバート)

Cn(コンバート)ディスク
Cn(コンバート)
攻撃力1
防御力1
持久力1
重量5
機動力0
バースト力0

Cn(コンバート)ディスク 裏面

個人的に今回の最注目パーツが、これまた新規パーツのCn(コンバート)ディスクです。

Cn(コンバート)ディスク ノーマルモードCn(コンバート)ディスク 偏重心モード
左:ノーマルモード・右:偏重心モード

フレーム一体型のような構造となっており、周囲のガードパーツを回すことで、重心のバランスが取れたノーマルモードと、一方に偏った偏重心モードを切り替えられます。(能力値はノーマルモード)

Cn(コンバート)ディスク 三角形のマーク

ガードパーツとディスク部のそれぞれに刻まれている三角形のマークが「重たい側」になります。

ドライバー:Xt+(エクステンドプラス)

Xt+(エクステンドプラス)ドライバー
Xt+(エクステンドプラス)
攻撃力3
防御力1
持久力0
重量1
機動力2
バースト力-

新規パーツだらけだった今回のパーツ構成ですが、最後に紹介するドライバーまで今回が初登場となります!

相手に合わせて高さを2段階で切り替えられる機能を持つXt(エクステンド)にもう1段階の変化と軸先変更機能を追加し、攻撃・防御・持久の3モードを備えた新ドライバーが、今回新たに登場したXt+(エクステンドプラス)です。(能力値はアタックモード)

Xt+(エクステンドプラス)ドライバー 持久モードXt+(エクステンドプラス)ドライバー 防御モードXt+(エクステンドプラス)ドライバー 攻撃モード
左:持久モード・中央:防御モード・右:攻撃モード

中心に配置されたシャープ軸の露出具合を調整することで、持久→防御→攻撃モードと変化していきます。

デフォルト構成

B-150 ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈
合計点
攻撃力10
防御力4
持久力3
重量12
機動力3
バースト力2

ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈をスタンダードスタジアムで戦わせた感想です。

まずはアキレスチップについてですが、ロックがガチガチに硬いという感触は無いもののバーストまで進むことは少なく、バースト耐性はかなり高い印象を受けます。

対して、ユニオンレイヤーのバースト性能に関しては、ちょっと物足りないかなといったところですね。

ここ最近はジャッジメントのラバー刃による圧倒的なバースト性能の高さが当たり前になってきているため、それと比べるとどうしても一段劣ります。

ユニオンベース パワーモードユニオンベース スピードモード
左:パワーモード・右:スピードモード

パワーモードとスピードモードの比較ですが、今のところは「スピードモードにする理由が感じられない」のが正直な感想です。

「スピードモードは攻守のバランスに優れ、パワーモードは攻撃に特化」とありましたが、色々とセッティングを変更しても基本的にパワーモードの方が常に優秀でした。

攻撃力や防御力だけでなく、持久力についても、対戦においてはパワーモードに軍配が上がります。

単独での回転時間であればスピードモードの方が10秒ほど長く回り続けるのですが、相手と接触した際に軽いスピードモードではスタミナを大きく失うのです。

そのため、対戦時の持久力もパワーモードが勝るという結果になりました。

スピードモードを使いこなせるおすすめ改造があれば、コメントやTwitterで教えていただけると嬉しいです!!

ディスクのCn(コンバート)はかなり優秀で、今回収録された中でも最も気に入っているパーツです!

ノーマルモードでは純粋に重たいディスクとしても強く、偏重心モードではガツンと強烈な一撃を与えてくれます。

また、攻撃力は増しますが、機動力はそこまで変化しないため「暴れまわって手が付けられない」なんてことも無く、強いうえに扱いやすいディスクです。

B-150 ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈

欠点としては、メタル部分が下方向に伸びているため、ちょっと傾いただけでもスタジアムと接触してしまうので、背の低いドライバーとの組み合わせは要注意ですね。

B-150 ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈 底面

持久・防御・攻撃の3つのモードを使い分けられるXt+(エクステンドプラス)についてですが、実際に使用してみると持久・攻撃・超攻撃モードといった印象です。

持久モードではスタジアム中央で静かに回ってくれるものの、中間の防御モードですらスタジアム外周部を高速で動き、攻撃モードにするとスタンダードスタジアムでは自爆オーバーフィニッシュをしてしまうほど。

一方、傾斜の緩いワイドスタジアムでは防御モードにするとスタジアム中央のフラットな部分で静かに動きます。

スタンダードスタジアムでは持久か防御(という名の攻撃)の実質2モードとなりますが、ワイドスタジアムでは持久・防御・攻撃の3モードを使い分けて戦えるので、相手に合わせてモードを切り替えられる強みは大会で重宝しそうです!

モードチェンジを活かしたおすすめ最強改造

今回のユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈はモードチェンジ可能な新規パーツだらけですので、デフォルト構成のままで各モードチェンジを試したうえでのおすすめの組み合わせを最強改造としてご紹介します。

色んなベイブレードと戦わせてみた中で、最も安定した強さを見せてくれたのが、以下の組み合わせです!

B-150 ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈 最強改造

  • ユニオン→パワーモード
  • コンバート→偏重心モード
  • エクステンドプラス→持久モード

まず、ユニオンに関してはスピードモードにするメリットがほぼ無いため、パワーモード一択です。

次に考えたのがドライバーのモードですが、レイヤーのバースト性能がそこまで高くないため、防御や攻撃モードで暴れても、なかなか相手に決定打を与えられません。

さらに外周部で動いている間にスタミナを失ってしまうため、持久型ベイ相手にもスタミナ負けをしてしまいます。

そこで持久モードにすることで、相手が持久型ベイならば序盤から攻撃を積極的に当てられるうえに、攻撃型ベイが相手ならばスタミナ勝ちを狙えるのです!

そして最後にディスクですが、スタジアム中央付近であまり動かなくても接触した相手を吹き飛ばせるだけの火力を持たせるために偏重心モードにするというわけですね。

同じデフォルト構成ですとジャッジメントジョーカーにスタミナ勝ち、ヘブンペガサスにはバースト勝ちが出来る優秀なセッティングですので、ぜひ試してみてください!

まとめ

ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈はレイヤー・ディスク・ドライバーそれぞれでモードチェンジが可能で、2×2×3=12通りもの組み合わせで戦える、圧倒的な汎用性の高さを持つベイブレードです。

そしてCn(コンバート)はアタックタイプのベイと相性抜群ですので、パーツ取り目的に買ってもお釣りが来るほどですね。

10月には私も友人と一緒に、十数年ぶりにベイブレードの大会に出てくる予定ですので、このユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈のパーツを使って、3on3用のデッキを強化していきます!