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ベイブレードバーストにハマってしまった爆転世代のアラサーおじさん達のブログ

B-00 ユニオンディアボロス.00E.Br 超王龍Ver.レビュー|ベアリングの最強改造も紹介

B-00 ユニオンディアボロス.00E.Br 超王龍Ver.

今回ご紹介するのはベイブレードバーストGT(ガチンコ)レイヤーシリーズ最後となる商品『B-00 ユニオンディアボロス.00E.Br 超王龍Ver.』です。

2020年でベイブレードバーストも6年目となり、GTレイヤーから超王(スパーキング)シリーズへと更なる進化を遂げていきます!

そんな新シリーズ名の「超王」の文字を冠し、GTシリーズ有終の美を飾るユニオンディアボロス.00E.Br 超王龍Ver.は、まさに「ザ・パーツ取り」と呼べるの豪華な強力パーツで構成されています。

特にベアリングドライバーが収録されているのは滅茶苦茶アツいですね!

私も4個購入してしまったほどのユニオンディアボロス.00E.Brを、おすすめの最強改造とともにご紹介します!

B-00 ユニオンディアボロス.00E.Br 超王龍Ver. パーツ構成

今回ご紹介する『B-00 ユニオンディアボロス.00E.Br 超王龍Ver.』は、wbbaストア限定で販売されている特別なベイブレードです。

wbbaストア限定商品はレアパーツの再録が多いのですが、今回のユニオンディアボロスはなんと新規パーツが1つも無いという暴挙に出ています。

さすがに新規パーツがゼロというのは…と思いきや、それでも全然お釣りが来るほどの最高すぎるパーツ構成に、お財布の紐もついつい緩んでしまいました…。

それでは、そんなユニオンディアボロス.00E.Br 超王龍Ver.のパーツ構成を見ていきましょう。

レイヤー:ユニオンディアボロス

ユニオンディアボロス 超王龍

まずはレイヤーのユニオンディアボロスから見ていきます。

ユニオンディアボロス超王龍を分解

ユニオンディアボロス.00E.Brは全体的に赤系のパーツで構成されていますが、レイヤーはクリアイエローやゴールドがアクセントになっていて、ゴージャスな雰囲気を醸し出しています。

ガチンコチップ:ディアボロス

ディアボロスチップ 超王龍
ディアボロス
攻撃力2
防御力2
持久力2
重量3
機動力0
バースト力0

ディアボロスはウエイト一体型のガチンコチップです。

ディアボロスチップ 超王龍 ロック形状

5つのロックを備えた左右両回転対応のチップで、さらには重量も通常のガチンコチップとウエイトを組み合わせた場合よりも重いことから、大会でもお馴染みの強力パーツです。

これまでは『B-145 ベノムディアボロス.Vn.Bl』と、その赤龍Ver.でしか収録されていなかったため、今回が初の再録となります。

メタルパーツが赤く、龍の顔が金色など、ベノムディアボロスのチップとは対称的な配色となっています。

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ウエイト:なし(チップ一体型)

ディアボロスチップ 超王龍 裏面

ディアボロスチップはウエイト一体型となっているため、ウエイトパーツは付属しません。

ベース:ユニオン

ユニオンベース 超王龍
ユニオン
攻撃力3
防御力1
持久力0
重量4
機動力1
バースト力2

ユニオンベース 超王龍の側面

ユニオンは、巨大なアッパー刃を2つ搭載した右回転専用のベースで、これまた今回が初の再録です。

ユニオンベース 超王龍のブレードパーツを分解

ブレード部分は付け外しが可能になっていて、パワーモードとスピードモードを切り替えられることが特徴なのですが、正直なところ「ブレードを外したスピードモードでしか出来ないこと」が無い印象です。

また、右回転の攻撃型ベースにはバースト力に優れたジャッジメントや、大きなサイズと重量であればインペリアルなどがあるため、このユニオンは今ひとつ強みに欠ける印象を受けます。

今回の収録パーツの中では、個人的には最も必要性の低いパーツです。見た目は格好良いんですけどね…。

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ディスク:00(ダブルオー)

00(ダブルオー)ディスク 超王龍
00(ダブルオー)
攻撃力0
防御力0
持久力1
重量5
機動力0
バースト力-

ディスクはもはや何度目か分からないほど再録されている最重量級の00(ダブルオー)が採用されています。

00(ダブルオー)ディスク 超王龍 裏面

wbba限定ベイはこの塗装ディスクが入手できるのも嬉しいポイントですね。

同じく限定の『エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver.』に付属していた青とは真逆な、燃えるような真っ赤のダブルオーが素敵です。

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フレーム:E(エキスパンド)

E(エキスパンド) 超王龍
E(エキスパンド)
攻撃力0
防御力1
持久力1
重量0
機動力1
バースト力0

フレームは、滑らかな形状の大型4枚刃を搭載したE(エキスパンド)です。

最重量級のW(ウォール)と同じくらいに大会でよく見かける、ド定番のフレームですね。

00E(ダブルオーエキスパンド) 超王龍

それにしてもダブルオーとエキスパンドなんて、このまま使っても問題無いくらいにガチガチのガチ構成で、タカラトミーの本気度が伝わってきます!

ドライバー:Br(ベアリング)

Br(ベアリング)ドライバー 超王龍
Br(ベアリング)
攻撃力0
防御力2
持久力5
重量0
機動力0
バースト力-

今回の目玉、もはや「このためだけに買ってもお釣りが来る」と言っても過言ではないのがBr(ベアリング)ドライバーです!

いやぁ…wbba限定とはいえベアリングの入手難易度がグッと下がったのはありがたすぎます。

Br(ベアリング)ドライバー 超王龍の軸先

POM素材でできたシャープ軸のお皿がフリー回転するベアリングドライバーは、スピンフィニッシュを狙うスタミナ系ドライバーの中では間違いなく最強の一角です。

2020年4月からのルール改定でオーバーフィニッシュが2ポイントになったことでアタック系の改造が流行し始めており、ベアリングドライバーには若干の逆風が吹いていますが、それでも最低1つは持っておくことは必須でしょう。

ちなみにこのユニオンディアボロス.00E.Brに収録されているベアリングドライバーは、いわゆる「当たり個体」が多い印象ですね。

最初は1個だけを購入したのですが、そのベアリングがこれまでに使用していたウルボーグ青狼Ver.に付属のそれとはまさに雲泥の差で、期待を込めて3個を追加購入しています。

デフォルト構成

B-00 ユニオンディアボロス.00E.Br 超王龍Ver.
合計点
攻撃力5
防御力6
持久力9
重量12
機動力2
バースト力2

B-00 ユニオンディアボロス.00E.Brをスタンダードスタジアムで戦わせた感想です。

回す前から予想はしていましたが、凄まじく弱いですね。

ユニオンはともかくとして、強力なパーツで構成されたユニオンディアボロス.00E.Brですが、ベイブレードは「強いパーツを詰め込めば強くなる」わけではありません。

大切なのはパーツ同士の相性であり、たとえばユニオンとベアリングの相性は最悪に近いです。

ユニオンディアボロス.00E.Br 超王龍Ver. 側面

ベアリングのフリー回転による高い持久力を、大きなユニオンが相手と接触する際に失ってしまい、すぐにスタミナ切れを起こします。

また、ベアリング特有の軽さロックの緩さにより、アタック系の相手にはオーバーフィニッシュ・バーストフィニッシュをされる始末。

パーツ同士の強みを、お互いで打ち消している…そんなベイですね。

とはいえこのユニオンディアボロスを買う人の9割パーツ取り目的だと思いますので、デフォルト構成の弱さを嘆くブレーダーはいないでしょう。

私もこの記事を書くにあたって「そういえばデフォルト構成で1度も回してなくない…?」と気付いて検証をした程度には、デフォルト構成の強さに関心が無かったほどです。

ユニオン改造例:ブレードパーツを交換して見た目をチェンジ

ブレードパーツを付け外しできるユニオンの特徴を生かすことで、自分好みの見た目にカスタマイズできます。

それがブレードパーツのみの交換です!

左:ユニオンディアボロス・右:ユニオンアキレスのユニオンベース

ユニオンディアボロスとユニオンアキレスのブレードパーツをそれぞれ交換することで、雰囲気をガラッと変えられます。

赤で統一したユニオンディアボロス

赤いユニオンに赤いブレードを付けて、目に痛いくらいの赤統一も、これはこれでアリですね。赫刀っぽい。

クリアイエローのユニオンにクリアブルーのブレードを取り付け

クリアイエローにクリアブルーのブレードを組み合わせると、赤・青・黄の3色にディアボロスチップの白が加わって、まるでインパルスガンダムのような配色になりました。

今後にランダムブースターやランダムレイヤーでユニオンが再録されれば、色の組み合わせパターンがもっと増えていきますので、今からとても楽しみですね!

ベアリング改造例:大会でも活躍できる強さと見た目の統一感を両立

さて、1つ目の改造例は見た目全振りでしたので、もう1つは実用面でも優秀な改造を紹介しましょう。

ロードスプリガン.Vn.Br

それが『ロードスプリガン.Vn.Br』です。

ロードスプリガン.Vn.Br 裏面

左右両回転に対応したロードを使い、対戦相手と逆の回転方向を選択して、ラバー刃で回転吸収をしながらスピンフィニッシュを狙う定番改造の1つですね。

ロードスプリガン内部の突起

ロックが緩いというベアリングドライバーの弱点を、内部の突起でディスクに干渉させてバースト耐性を引き上げるロードスプリガンでカバーできることも人気の秘密です。

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ディスクはVn(バンガード)でなく0W(ゼロウォール)も定番ですが、今回はせっかくの赤色ベアリングですので、全体を赤系カラーで統一してみました。赤系のウォールってありましたっけ?

ロードスプリガン.Vn.Brの側面

オーバーフィニッシュが1ポイントから2ポイントに、さらに両回転ベイがデッキに1つのみとルール改定が起きたことで、今後はロードスプリガンとベアリングの組み合わせを大会で見かける頻度は大きく減りそうではあります。

しかし、それでも決して侮れる相手ではないですし、自分が使っても頼れる改造であることは間違いないです。

まとめ

『ユニオンディアボロス.00E.Br』はGTレイヤーシリーズ最後のベイブレードとして有終の美を飾るのに相応しい、大盤振る舞いとも言える豪華パーツの詰め合わせです。

ベアリングの入手難易度がグッと下がったうえに、良個体が出やすいといった報告もあるため、私も未開封の2個を近日中に開封してテストしてみたら、更に追加購入してしまうかもしれません…!!

ベアリングドライバーは何個あっても困りませんので、転売価格が跳ね上がる前に確保しておくことをおすすめします!